土
02
5月
2009
年金定期便&記録漏れの発見で年金が下がるとき
年金定期便相談会 JA指宿
社会保険事務所と鹿児島県社会保険労務士会では、本年度中に10回程度、県内各地で年金定期便の相談会を設けるそうです。
私も指宿と枕崎の2箇所で、
年金定期便の相談員として相談に当たらせていただくことになりました。
指宿で4月22日にJAいぶすき
枕崎は6月の予定です。
指宿での相談会においては、相談者が少なくて時間がありましたので、「加入漏れが見つかって不利益になる人」のことをシュミレーションしてみました。
パターン1
記録漏れが見つかることで、妻(夫)の加入月数が240月以上になってしまい、ご主人(妻)の加給年金の対象から外れてしまうことがあります。
このような場合、加入月数が増えても年金額が減るという逆転現象が起きることがあります。
また、ご主人の加給年金は、奥さんが65歳になると振替加算として奥さんの年金に振り替わりますが、加給年金の対象から外れると妻の振替加算もつながりません。
パターン2
障害年金を短期要件で受給している人が長期要件になることで年金額が減ることが考えられます。
パターン3
加入記録漏れが見つかったために、平均標準報酬月額が下がることになり、年金額が下がることが考えられます。
それ以外に加入記録がみつかっても年金額に反映しないパターンもたくさん考えられます。
このような場合、社保の窓口では、「下がりますよ」「金額はかわりませんよ」という説明を加えているそうです。
5万件の浮いた年金記録が問題になり、
浮いた記録に名札をつけようと社保庁は努力している訳です。
その努力の結果、平成21年3月現在、
名札がついた記録が1010万件、
既に亡くなった方の分など一定の目鼻がついた記録が1,610万件。
未解明な記録は1,162万件と減りました。
数の上では5/1に減りましたが、
内容的には難しいのが残っているような気がします。
今後も社保庁はこの年金記録問題に、
全力をあげて取り組んでいくと宣言しています。
今回の年金騒動は国民の年金への信頼を損ねてしまった
面があることは否定できません。
しかし、民間の保険会社は信頼できるけれども、
国の保険は信頼できないのでしょうか?
年金には1/3の税金が投入されています。
私は個人的にこれ以上信頼できるものはないのではないか?
(そうであって欲しいし、そうでなくてはならない)
と、思っています。
今回の定期便の相談会のような地道な活動が
国民の年金への信頼回復に少しでもつながればいいなぁと、
思います。
