助成金をひとまとめに考えべからず

 

4月からの助成金の改正がまだ出揃いません。

 

助成金においては、
4月に改正がずれ込み4月1日に遡及する、
ということは珍しくありません。

今年度は、このような社会情勢ですから仕方ないことでしょう。

その助成金について一考してみたいと思います。

 

 

社会保険労務士が扱う助成金は、
「雇用の安定」や「労働者の福祉」にからむもので、
何らかのアクションをとった企業向けのものです。

私が思うに、助成金をひとまとめに考えてはいけません。

助成金には目的があります。

 

 

例えば、
「創業にかんするもの」
「高齢者の雇用の安定に資するもの」
「労働者の福祉の向上に資するもの」

創業の助成金は、ドンドン利用してほしいと思っています。

 

鹿児島、特に鹿児島市外は働く場が少ない。
助成金を利用して少しでも雇用の場が生まれたらいいと思います。

 


助成金の受給に慎重を期していただきたいのは、
法定以上の労働者の雇用の安定のための助成金。

例えば、中小企業定年延長等奨励金などがあります。
65才以上の定年制を導入したときに助成金が受給できます。

国は、政策を実行するために助成金制度を設けます。

 

国の政策と企業の経営方針が合致するときは、
ドンドン助成金を利用したらいいと思いますが、
経営体力もなく、中長期の視点もなく、
短期視点のみで法定以上の制度を導入することは考えものです。
中長期視点でいうと経営負担になることも十二分にありえますし、
実際に見聞きするところです。

 

 

専門家によく相談して、メリットとデメリットを
把握しての受給をお勧めします。